ABOUT

- 波佐見町
コンプラプロジェクト - HASAMI コンプラプロジェクトは、長崎県波佐見町で作られ、世界中に醤油や酒を届けていたコンプラ瓶の物語をもとにスタートしました。町の内外のクリエイター、大学、企業が連携しながら、観光・人材育成・移住を促進する取り組みによって「人があつまる町」を実現するプラットフォームです。
「コンプラ」という言葉はポルトガル語で仲買人を意味する「コンプラドール / Comprador」。本プロジェクトが仲買人として、地域や人を繋げ、波佐見町の新たな価値づくりに貢献することを目的としています。

- 波佐見町について
- 波佐見町は400年間、日常雑器を作り続けてきた「やきものの町」です。世界で一番長い登り窯によって実現した「くらわんか碗」は、当時高価だった磁器を庶民の手が届くものにしました。町はタコの足のように、中心から5つの細長い郷に分かれており、それぞれ窯業と農業など特徴が異なります。近年では、移住者が中心となって製陶所を改修した西の原地区やカジュアルなデザインで人気の波佐見焼で、県外から波佐見町を目指して訪れる観光客も増えています。

- コンプラプロジェクトが目指すこと
新しい価値づくりで次の担い手を育てる。 - 観光・人材育成・移住という3つの指針の中でも、2016年度は特に人材育成を中心に具体的な取り組みを進めました。長崎県立波佐見高校 美術工芸科とのアートプロジェクトでは次の担い手の実践的な育成とこれからのモノづくりに訪れる発想の転換を伝えました。観光という視点では、町内・町外クリエイターとのコラボレーションによる商品開発を通して価値感の代謝を生み出すことで、波佐見町の魅力を高め、外に出て行く若い世代が働きたい環境を育てます。「移職住」人が循環する構造を作ることがコンプラプロジェクトの狙いです。