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光る飛び石
透光性磁器の活用

波佐見焼で開発が進められている新材料「透光性磁器」。波佐見町出身の山口陽介、京都で活躍する猪鼻一帆、2人の庭師が参加するシンガポールガーデンフェスティバル2016(SGF 2016)を舞台に、この新材料を用いたエクステリア商品の可能性を探るため、飛び石をデザイン・開発しました。

強度面での課題は残るものの、透光性磁器のやわらかな光は自然空間にうまく溶け込み、今後の活用可能性を見ることができました。表面に施されたパターンは波佐見町出身で京都を拠点に活動する現代美術家 松尾栄太郎が担当し、波佐見文化の発信を目的とした京都との連携を推進する意味で、確かな一歩を踏み出すことができたと考えています。

山口陽介、猪鼻一帆が設計した庭は、本フェスティバルの LANDSCAPE & FANTASY GARDENS 部門で Gold Award を獲得しました。